2012-09-19
タニノギムレット(ロベルト系)
タニノギムレットの父はブライアンズタイムであり、現役時代はダービーを勝つなど活躍をした。その後の活躍も期待されたが屈腱炎を発症し叶わなかった。
スピード 5/10
スタミナ 6/10
パワー 5/10
主な代表産駒は
ウオッカ(ジャパンカップ、東京優駿、天皇賞(秋)、安田記念 2回、ヴィクトリアマイル、阪神ジュベナイルフィリーズ)
スマイルジャック(スプリングステークス、関屋記念、東京新聞杯)
ミッドサマーフェア(フローラステークス)
ウオッカのような超大物を輩出したが、牡馬ではG1を勝つ大物はまだ出ていない。
道悪適正から見ていくと、
芝ダートともに良~重は勝率7%程度だが、不良馬場では勝率が半減する。
距離適性を見ていくと、
芝は2000mまでは勝率7%程度。それより長ければ勝率10%に上がる。ただし連対率ではどの距離も15%程度である。
ダートは1600m以下は勝率3%程度で苦手としている。それより長ければ勝率8%程度に上がる。
競馬場別で見ると、
芝の勝率は函館、新潟が10%程度、福島が8%程度で得意としている。苦手なのは小倉、中山、京都で6%程度である。
ダートでは函館が14%程度、札幌、小倉が8%程度である。苦手なのは東京、京都、福島で4%台になる。
性別で見ると、
どちらも性別による差はあまりなく、芝は勝率7%程度。ダートは6%程度。
成長型は2歳戦よりも3歳夏以降の方が勝率が1%程度良くなり、芝ダートともに8%弱になる。
やや晩成傾向がある。
まとめていきますと、
・不良馬場は苦手。
・芝は2000mよりも長い距離では頭から狙うこと。ダートは1800mに出走していたら注意。
・スタミナを要求される競馬場が得意。ただし、パワーは思ったよりもない。
・牡馬、牝馬の勝率差はない。
・やや晩成傾向がある。
ということで、タニノギムレットという種牡馬は
思った以上に典型的なステイヤータイプ
ということが分かりました。
スピード 5/10
スタミナ 6/10
パワー 5/10
主な代表産駒は
ウオッカ(ジャパンカップ、東京優駿、天皇賞(秋)、安田記念 2回、ヴィクトリアマイル、阪神ジュベナイルフィリーズ)
スマイルジャック(スプリングステークス、関屋記念、東京新聞杯)
ミッドサマーフェア(フローラステークス)
ウオッカのような超大物を輩出したが、牡馬ではG1を勝つ大物はまだ出ていない。
道悪適正から見ていくと、
芝ダートともに良~重は勝率7%程度だが、不良馬場では勝率が半減する。
距離適性を見ていくと、
芝は2000mまでは勝率7%程度。それより長ければ勝率10%に上がる。ただし連対率ではどの距離も15%程度である。
ダートは1600m以下は勝率3%程度で苦手としている。それより長ければ勝率8%程度に上がる。
競馬場別で見ると、
芝の勝率は函館、新潟が10%程度、福島が8%程度で得意としている。苦手なのは小倉、中山、京都で6%程度である。
ダートでは函館が14%程度、札幌、小倉が8%程度である。苦手なのは東京、京都、福島で4%台になる。
性別で見ると、
どちらも性別による差はあまりなく、芝は勝率7%程度。ダートは6%程度。
成長型は2歳戦よりも3歳夏以降の方が勝率が1%程度良くなり、芝ダートともに8%弱になる。
やや晩成傾向がある。
まとめていきますと、
・不良馬場は苦手。
・芝は2000mよりも長い距離では頭から狙うこと。ダートは1800mに出走していたら注意。
・スタミナを要求される競馬場が得意。ただし、パワーは思ったよりもない。
・牡馬、牝馬の勝率差はない。
・やや晩成傾向がある。
ということで、タニノギムレットという種牡馬は
思った以上に典型的なステイヤータイプ
ということが分かりました。
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2012-08-15
グラスワンダー(ロベルト系)
グラスワンダーの現役時代は有馬記念連覇、宝塚記念などGIを4勝し活躍した。
スピード 5/10
スタミナ 8/10
パワー 6/10
主な代表産駒は
スクリーンヒーロー(ジャパンカップ、アルゼンチン共和国杯)
アーネストリー(宝塚記念、オールカマー、札幌記念、金鯱賞、中日新聞杯)
マルカラスカル(中山グランドジャンプ、中山大障害)
本格化したら重賞でも勝ちきれるようになる、ステイヤー傾向を示す血統である。
また、ナリタブライアンを輩出したブライアンズタイムもロベルト系であるが、この血統は突如として大物を輩出する一発屋傾向がある。
道悪適正から見ていくと、
何故か芝の重だけ得意で勝率9%程度。
他の馬場状態の芝は勝率6%程度。
ダートは良・不良が6%程度。稍重・重は4%程度。
ちなみに障害は得意で勝率10%程度ある。
距離適性を見ていくと、
芝は長くなるほど良く、マイルまでは勝率6%程度、2000mでは8%程度、2400mでは10%程度となる。
ダートは距離に関わらず勝率5%程度。
競馬場別でみると、
芝の勝率は阪神がダントツに良く11%を超える。他には中京、函館、中山の勝率が8%程度あり良い。逆に東京、福島は勝率5%程度で特に苦手。他競馬場の勝率も6%程度。
ダートは札幌だけ得意で勝率11%を超える。他は中山、阪神、東京、福島が勝率6%台。他競馬場は勝率4%程度で苦手。
性別で勝率を見ると、
牡馬は芝が9%程度、ダートが7%程度。
牝馬は芝ダート共に4%程度で低調。
他の特徴として、クラス別の芝では
500万下までは勝率6%程度であるが、1000万下以上では勝率10%程度に跳ね上がる。
一皮むけるかが勝ち上がっていけるかの分かれ道になっている。
まとめていきますと、
・道悪適正では芝の重だけ買い条件
・芝は距離が長いほうが得意。ダートは距離に関わらず苦手。
・芝は阪神、ダートは札幌で買い。
・性別では牡馬は買えるが牝馬は買えない。
・クラス別の芝は1000万以上で買い。
・障害レースで見かけたら買い
ということで、
局所的に買い条件がたくさんある
出走馬が人気になる血統ではないので、是非得意条件を覚えておいて狙い撃ちしましょう!
スピード 5/10
スタミナ 8/10
パワー 6/10
主な代表産駒は
スクリーンヒーロー(ジャパンカップ、アルゼンチン共和国杯)
アーネストリー(宝塚記念、オールカマー、札幌記念、金鯱賞、中日新聞杯)
マルカラスカル(中山グランドジャンプ、中山大障害)
本格化したら重賞でも勝ちきれるようになる、ステイヤー傾向を示す血統である。
また、ナリタブライアンを輩出したブライアンズタイムもロベルト系であるが、この血統は突如として大物を輩出する一発屋傾向がある。
道悪適正から見ていくと、
何故か芝の重だけ得意で勝率9%程度。
他の馬場状態の芝は勝率6%程度。
ダートは良・不良が6%程度。稍重・重は4%程度。
ちなみに障害は得意で勝率10%程度ある。
距離適性を見ていくと、
芝は長くなるほど良く、マイルまでは勝率6%程度、2000mでは8%程度、2400mでは10%程度となる。
ダートは距離に関わらず勝率5%程度。
競馬場別でみると、
芝の勝率は阪神がダントツに良く11%を超える。他には中京、函館、中山の勝率が8%程度あり良い。逆に東京、福島は勝率5%程度で特に苦手。他競馬場の勝率も6%程度。
ダートは札幌だけ得意で勝率11%を超える。他は中山、阪神、東京、福島が勝率6%台。他競馬場は勝率4%程度で苦手。
性別で勝率を見ると、
牡馬は芝が9%程度、ダートが7%程度。
牝馬は芝ダート共に4%程度で低調。
他の特徴として、クラス別の芝では
500万下までは勝率6%程度であるが、1000万下以上では勝率10%程度に跳ね上がる。
一皮むけるかが勝ち上がっていけるかの分かれ道になっている。
まとめていきますと、
・道悪適正では芝の重だけ買い条件
・芝は距離が長いほうが得意。ダートは距離に関わらず苦手。
・芝は阪神、ダートは札幌で買い。
・性別では牡馬は買えるが牝馬は買えない。
・クラス別の芝は1000万以上で買い。
・障害レースで見かけたら買い
ということで、
局所的に買い条件がたくさんある
出走馬が人気になる血統ではないので、是非得意条件を覚えておいて狙い撃ちしましょう!


2012-06-06
シンボリクリスエス(ロベルト系)
今回はシンボリクリスエスについてです。
スピード 7/10
スタミナ 5/10
パワー 7/10
現役時代は三歳時に中山の天皇賞秋と有馬記念を勝利。翌、四歳では天皇賞秋と有馬記念の連覇を果たす。
通算成績は15戦8勝 [8-2-4-1]であり、掲示板を外したことはない優等生。
またメンバー中上がり順位2位以上は12回あり、好位脚質としてはスピードで押し切るタイプと言える。
産駒の通算成績を見ていくと、
芝成績は1600m~2000mが最も良く、勝率は9%前後。これより短くなったり長くなったりすると、どんどん勝率は悪くなる。
(1200m以下は勝率4.9%。2400mは勝率6.5%)
ダートでは1600mで勝率が11.5%、1800mは9.5%で優秀。こちらも長くなっても短くなっても勝率を落とす。
シンボリクリスエス自身は現役時代は2000~2500mを中心に使われていたが、スピード能力のためか産駒はそれよりも短い距離を得意とする。
しかし、スプリント的なスピード適性はない。
代表産駒は
サクセスブロッケン(フェブラリーステークス、東京大賞典、ジャパンダートダービー)
ストロングリターン(安田記念、京王杯スプリングカップ)
アルフレード(朝日杯フューチュリティステークス)
サンカルロ(阪神カップ、ニュージーランドトロフィー、阪急杯)など。
芝ダート問わず走る産駒を出し、芝での大物は鋭い末脚を持ち味にしている。逆に言うと、シンボリクリスエスのスピードを受け継ぐことができなければ、前で競馬をするしか無く大物になれない。
タイプとしてはスピード、パワーとバランスが取れているが、特徴がないとも言える。
これは馬場が悪くなっても勝率に変化がないところから読み取れる。
芝は勝率が8%程度(不良時だけは6.1%)、ダートは勝率が10%程度。
競馬場別で見ると、勝率10%以上なのは東京、札幌、函館。勝率6%程度で悪いのは京都、小倉、福島、中京。
直線の坂、洋芝で相性が良く、平坦コースは苦手。スタミナを問われる持久戦になりがちな勝負は苦手。
性別で見ると、牡馬は1~3着率が芝ダートともに10%程度と変わりがない。
牝馬は勝率は6.5%程度だが、2・3着率は8%程度と勝率が悪い。
これはシンボリクリスエスの大きい馬体重が産駒に受け継がれるが、牝馬ではパワー不足のため大きい馬体重が負担になるためと思われる。
ということで、まとめると
・距離の壁が大きく1600~2000mが勝率が良い。
・芝ダート、馬場状態など問わない。
・最後の直線ではややタイムがかかるほうが合う。(直線の坂、洋芝で相性が良く、平坦コースは苦手)
・牝馬はやや勝ちきれなくなる。
重賞条件での狙いどころは
牡馬、マイル前後、差し馬
の3拍子が揃った時にしましょう。
スピード 7/10
スタミナ 5/10
パワー 7/10
現役時代は三歳時に中山の天皇賞秋と有馬記念を勝利。翌、四歳では天皇賞秋と有馬記念の連覇を果たす。
通算成績は15戦8勝 [8-2-4-1]であり、掲示板を外したことはない優等生。
またメンバー中上がり順位2位以上は12回あり、好位脚質としてはスピードで押し切るタイプと言える。
産駒の通算成績を見ていくと、
芝成績は1600m~2000mが最も良く、勝率は9%前後。これより短くなったり長くなったりすると、どんどん勝率は悪くなる。
(1200m以下は勝率4.9%。2400mは勝率6.5%)
ダートでは1600mで勝率が11.5%、1800mは9.5%で優秀。こちらも長くなっても短くなっても勝率を落とす。
シンボリクリスエス自身は現役時代は2000~2500mを中心に使われていたが、スピード能力のためか産駒はそれよりも短い距離を得意とする。
しかし、スプリント的なスピード適性はない。
代表産駒は
サクセスブロッケン(フェブラリーステークス、東京大賞典、ジャパンダートダービー)
ストロングリターン(安田記念、京王杯スプリングカップ)
アルフレード(朝日杯フューチュリティステークス)
サンカルロ(阪神カップ、ニュージーランドトロフィー、阪急杯)など。
芝ダート問わず走る産駒を出し、芝での大物は鋭い末脚を持ち味にしている。逆に言うと、シンボリクリスエスのスピードを受け継ぐことができなければ、前で競馬をするしか無く大物になれない。
タイプとしてはスピード、パワーとバランスが取れているが、特徴がないとも言える。
これは馬場が悪くなっても勝率に変化がないところから読み取れる。
芝は勝率が8%程度(不良時だけは6.1%)、ダートは勝率が10%程度。
競馬場別で見ると、勝率10%以上なのは東京、札幌、函館。勝率6%程度で悪いのは京都、小倉、福島、中京。
直線の坂、洋芝で相性が良く、平坦コースは苦手。スタミナを問われる持久戦になりがちな勝負は苦手。
性別で見ると、牡馬は1~3着率が芝ダートともに10%程度と変わりがない。
牝馬は勝率は6.5%程度だが、2・3着率は8%程度と勝率が悪い。
これはシンボリクリスエスの大きい馬体重が産駒に受け継がれるが、牝馬ではパワー不足のため大きい馬体重が負担になるためと思われる。
ということで、まとめると
・距離の壁が大きく1600~2000mが勝率が良い。
・芝ダート、馬場状態など問わない。
・最後の直線ではややタイムがかかるほうが合う。(直線の坂、洋芝で相性が良く、平坦コースは苦手)
・牝馬はやや勝ちきれなくなる。
重賞条件での狙いどころは
牡馬、マイル前後、差し馬
の3拍子が揃った時にしましょう。


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